2017年8月31日木曜日

上村松園 ―美人画の精華―

【企画展】上村松園 ―美人画の精華―

出品作品リスト


上村松園「砧」だけ撮影可でした。






1.山種コレクションの松園作品全18点を、一挙公開!
上村松園は当館創立者・山﨑種二が親しく交流した画家。山種美術館の松園コレクションは本画の数では日本最大規模とされる。松園の代表作《蛍》、《砧》、《牡丹雪》を含む当館所蔵の松園作品全点を一挙公開する貴重な機会。




山種コレクションの松園作品全18点を、一挙公開!
ってことで、全てが同じスペース内に展示されていて、
ずらっと見渡すことができるんですが、
なんだか、以外と画のバリエーションがないなと。

いやっ、山種が持っているのがバリエーションがないだけかもしれぬが。

ひとつひとつは当たり前だけど違うし、
それぞれすごくいいんだけど、
なんとなく、全て見渡すと単調に見えてしまった。

それが上村なのですかね?



個人的には、
月岡芳年の「風俗三十二相」が見られたのが良かったかなと。
前期後期で8枚づつしか展示してくれないのよね。
全部一緒に見せて欲しいわ〜。

2017年8月29日火曜日

ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法

企画展「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」
ミッキーマウスの誕生作となった『蒸気船ウィリー』(1928年)にはじまり、世界初の長編カラーアニメーション『白雪姫』(1937年)、『ダンボ』(1941年)など初期の作品から『アナと雪の女王』(2013年)、『ズートピア』(2016年)、最新作の『モアナと伝説の海』(2016年)に至るまで、約1世紀にわたるディズニー・アニメーションの歴史を紐解く、原画やスケッチ、コンセプトアートなど約500点が日本にやってきます。
本企画展のコンセプトは、「いのちが吹き込まれた瞬間」。ディズニー・アニメーションは、想像力を駆使し、その時代の最新技術をとりいれることで、いのちを吹き込む技=魔法を生み出してきました。まるでピノキオが魔法をかけられて「いのち」を宿すように、作品たちは数々の魔法により、いのちを吹き込まれ、いきいきと動き出すのです。

本企画展は、ディズニー・アニメーションの数々の魔法を解き明かし、まさに「いのちが吹き込まれた瞬間」に迫る、貴重な機会となるでしょう。展示されるほとんどの作品が日本初公開。ディズニー・アニメーションの想像力と技術革新の軌跡は、きっと子供も大人も夢中に、そしてたゆまぬ創造性の追求やその未来に思いを馳せるきっかけとなるはずです。







写真を撮っていいのは物販だけ。
しかも、 SNSにあげてね!
みたいになっていて、ものを売る気だけは満々だなと。

















「ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ 塔の上のラプンツェル エクスペリエンス」 powered by teamLabは、ディズニー長編アニメーション第50作記念作品「塔の上のラプンツェル」のワンシーンを、無数のランタンで埋め尽くされた空間で表現した、インタラクティブなインスタレーション作品です。













最初、並び始めた時は、
「20~25分くらいのお待ち時間で、2分ほどの体験です」
と言っていたのに、
そのうち
「20~25分くらいのお待ち時間で、1分ほどの体験です」
に係りのおねぇちゃんのアナウンスが変わっていて、
実際、1分ぐらいで時間制限されちゃって、
写真を撮るのが精一杯で、堪能できなかった。

なんか腑に落ちないねー。



















アシモ君。


2017年8月27日日曜日

東方見聞録展~モリソン文庫の至宝


「モリソン文庫渡来100周年 東方見聞録展~モリソン文庫の至宝」


【会期】2017年8月16日(水)~2018年1月8日(月・祝)
洪水も戦火も乗り越えて…祝・渡来100周年!!
100万点以上にのぼる東洋文庫の蔵書の中核をなすのが、創設者である岩崎久彌が1917年に購入した貴重な洋書・絵画資料のコレクション「モリソン文庫」です。大水害、関東大震災、太平洋戦争…、いくたびもの危機を乗り越えて現代へと受け継がれました。本展では、コレクションの渡来100周年を記念し、「東方見聞録」、「アヘン戦争図」など、教科書でおなじみの資料をはじめとする有名な歴史資料の宝庫「モリソン文庫」の全容を公開いたします。「みたことある!」、「聞いたことある!」と思わず言いたくなるお宝の数々をお楽しみください。本コレクションを築いたジョージ・アーネスト・モリソンは、20世紀初頭に「タイムス」の海外特派員、そして中華民国の政治顧問をつとめ、激動の時代を見つめ続けた人物です。本展では、これらの名品が収集された時代背景についても、モリソンの眼をとおしてご紹介いたします。


























教科書でもおなじみの
「アヘン戦争図」とか。












これって、カラーとモノクロバージョンがあるって知らなかったよ。




















教科書にも乗せられている、カラーバージョンは、
モノクロには書かれている小舟が一艘書かれていない。












学芸員さんかな?
2人が、なにやら展示の手直しをしていたんだけど、
かなり大きな声でおしゃべりしててうるさかった。

この展示に関することとかの内容であれば、
さほど気にはしないんだけど、
日常の女の子会話(どこどこのご飯うまいとか)
そんな話をずっと聞かされて、まじムカッと。

































































モリソン文庫が疎開先から帰ってきた時の映像が流れていました。












とりあえず、これだけの本たちが今まで、
きちんと管理され、残されてきているってことがすごい。

戦争になると、
本などは真っ先に燃やされてしまうし。
よくぞ守ったなと。

2017年8月26日土曜日

歌川広重《不二三十六景》とアルチンボルドふたたび

上野の森美術館所蔵 歌川広重《不二三十六景》と幕末・明治の浮世絵展
The Ukiyo-e of the Meiji Era and Utagawa Hiroshige Exhibition




















私が入った時は、
私を含めて4人しかいなくて、
ゆったりじっくり見ていたら、
15分くらいしたら、いきなり人が続々と来始めて、
あれよあれよと言う間に、かなりの混雑に。


帰り際には4,50人くらいになってた。
なんなんだったんだろ。


それはさておき、
以外とちゃんと、
広重の不二三十六景を全部見る機会ってなかったので、かなり満足。

9番の七夕祭りなんだけど、
江戸時代って、竹を屋根の上の方まで立ててたんですね。びっくり。

















七夕はそもそも秋のイベント!? 江戸時代の七夕について由来や食べ物、飾りをまとめてみた https://edo-g.com/blog/2016/07/tanabata.html

この記事を読むと、
物干し台にくくりつけていたってことか。




井上安治の浮世絵を見て、
横尾忠則は明治の浮世絵っぽいのだなーと。

新吉原夜桜之景





















〜移動〜

アルチンボルド展 公式サイト


前回は、開会早々に行ってしまったので、
《火》と《大気》はまだ到着しておらずだったので、
もう一度見に。

「アルチンボルドメーカー」も、やり損ねていたので、それも。


以外と似ているかなー。






















前回のブログに書き忘れてしまったので。


ハプスブルク家の神聖ローマ皇帝のために最初のヴァージョンが制作された連作
《春》《夏》《秋》《冬》の『四季』。

世界を構成する四つの要素と考えられた
《空気》《火》《土》《水》の『四大元素』。

『四大元素』と『四季』は向かい合うように、
ペアになるように描かれているんだけど、
全部が、大きさ、支持体、額が違っているんですよね。

これは、
それぞれの題材(春、夏、秋、冬、空気、火、土、水)
にあった、大きさ、支持体、額を考えたので、
描かれる絵もすべてを含めて、
この題材として描いたからなんだそうです。






2017年8月25日金曜日

インターメディアテク

JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク


















行こう行こうとは思いつつ、
タイミングがなかったのですが、やっと行ってきた。

確かに、これを無料で見られるのはすごいなと。

でも、
日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館が協働で運営をおこなう公共貢献施設
と言っても、まぁ、多少は税金使われてるってことよね。きっと。

とりあえず、夏休みに
「どこか連れてって〜」
という、お子様に悩まされているお金のない大人は、
ここに連れてきたらいいと思います。


部屋ごとにテーマがあって、
展示替えが行われるシステムのようですね。

 蓄音機音楽会『ジャズ大集成(サミット)(42)――ホット・レコード・ソサエティー』
2017.08.25
ACADEMIA
 


最近、伊能忠敬が見直されてますね。
いろいろなところで名を耳にする機会が増えた。

かなーり昔、伊能忠敬の映画にエキストラで出たことがあって、
映画は見る機会を逃したまま見られず、
DVDにもならずだったのですが、
映画を見た方の話によると、
私、かなりはっきり写っていたらしい。

流行りにのってDVD化されないかしらー。

2017年8月23日水曜日

お化けの棲家

深川江戸資料館に「お化けの棲家」っていうイベントを見に行ってきた。

お化けの棲家
8月18日(金)、19日(土)、20日(日)
時間:18:00~21:00 *17:00で一度閉館し、お化けを呼んで18:00に再度開館します
場所:常設展示室内

イベント内容:

江戸時代の深川の町並みを再現した展示室の暗がりに潜む妖怪たち。
まるでタイムスリップしたような感覚で江戸時代の深川を巡り、闇に潜む妖怪たちを探してみよう!






















夜からのイベントなので、
とりあえず、普通の常設展を見て、
企画展の「深川お化け今昔」と「展妖怪絵馬展」を見て、
一度17時前に退場しました。

縁日も開催されるとのことだったので、
縁日を見て、地時間潰そうと思っていたら、
かなりの大雨で、縁日は中止。
建物の屋根に入るところに出展予定だった方だけが、
出展できたようです。

夜になるとかなりの方が来まして、列も整理され始めて、
18時開場だったのですが、
大雨でもあったので少し早めに会場してくれました。

ここに深川江戸資料館があることも知っていたし、
トイレを借りに中に入ったこともあったのですが、
始めてきちんと中に入るので、
ちゃんと昼間に入って常設展と企画展を見たのですが、
常設展の方には妖怪がセッティングされてしまうけど、
企画展もお化けの棲家似合わせて夜までやっていて、
入場料も2回払ったのだけど、
夜だけでよかったんじゃんかとww
後で気がついた。

ちょっと勘違いしていて、
お化け屋敷みたいに人がちゃんと化けて隠れているのかと思ったら、
全部人形だったし。

まぁ、内容的にはかなり満足しましたけど。


今回初めて知って行ってきたわけですが、
お化けの棲家は、今年が最後とのこと。

何と残念な。どうしてだろう。










これ付喪神かな?




































五徳猫










これも付喪神かなー。










海坊主と河童



















傘化け























厠の便器から顔がー。
雁婆梨がんばり入道























三つ目小僧さん





























狂骨









本所数原氏石庫の妖怪






屋根の上に しょうけら



















軒下に 家鳴
























木まくら









他にもいたけど、真っ暗なので写真がうまく撮れずorz















通常の展示






















にゃんこ



















わんこ








ここにもわんこ


































「深川お化け今昔」







































アマヤギ堂 って方のイラストがかわいい。














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