2017年9月30日土曜日

池田学展と超絶技巧展

池田学展







思っていたよりもかなりの人で、
チケット購入の列ができていました。

高島屋の会員だと入場無料だったりするみたいで、
高島屋の展覧会は年齢層高いのは知っていてたんですけど、
平日に行ったので、余計そうなのかもしれないですが、
年齢層がかなり高くてびっくりした。

若者がほぼいないっていう。


みんな細かいところまで見たいから、
列は動かないし、
おじちゃんおばちゃん、
平衡感覚とか運動能力とか落ちてきているから、
人にぶつかってくる率がすごいw


一応ちゃんとは見たんだけど、
なんだか見た気がしない。


インタビュー映像と、
「誕生」の製作過程の映像があるので、
両方ちゃんと見ると、20分はかかります。














メインビジュアルになっている、
「誕生」は撮影可能でした。

でも、人が多すぎて全体像は撮れませんでした。



















物販。






















13色取り揃えましたっていう、ピグメント、
すでに水色しかないし。
まだ3日目ですけど??















〜移動〜



「驚異の超絶技巧! 明治工芸から現代アートへ」展


2014年に開催し大好評を博した「超絶技巧!明治工芸の粋」展の第2弾。今回は七宝、金工、牙彫、木彫、陶磁などの明治工芸と、現代アートの超絶技巧がコラボレーション。明治工芸を産み出した工人たちのDNAを受け継ぎつつ、プラスαの機知を加えた現代作家の作品に瞠目すること間違いなし!























三井の展覧会では珍しく、撮影可能な作品が二つ。























やっぱり日本の技術はすげーです。



細かい作品たちを続けてみたせいか、
家に帰ったらなんだかものすごく疲れていました。

2017年9月29日金曜日

チロルから旅するヨーロッパ3ヵ国 8 4日目② ザルツブルク市内観光 後編 自由時間


一通り、ガイドさんについてザルツブルク市内観光の後、
1時間ちょっと自由時間です。






サンクト・ペーター修道院(ザンクトペーター教会)へ。

↓ザンクトペーター教会の中庭。










ここも、サウンドオブミュージックの舞台ですね。


























行った時、ここ、閉まっていたんですよね。

























で、

あれれー??
あれー??

カタコンベってどこ??????

って、ぐるぐるしてしまったんです。
































やっぱ、さっきのあそこだよね?
って戻ったら・・・


ちょうど係りのおばさんが出てきて、
鍵をかけて看板をかけて出て行きました。

ち〜〜〜〜ん。


えっ?
これからランチタイムですか?























しかも、13:00まで。

自由時間13:15までなんですよー。

ウソだろぉぉぉぉorz
























ここまで来てかなすぃ。。


























実は、このカタコンベに戻る前にも、
がっかりなことがあったのです。


Stiftsbäckerei St Peter「シュティフツベッカライ」という、
700年の歴史を持つザルツブルク最古のパン屋さんがあるので、
パンを買いたいと、探すもこちらも見つからず。

えーなんでないの?

と、こちらもぐるぐる探していたんですよ。


で、中庭にある修道院のお土産やさんのおばさんに聞いたら、
「場所はあそこだけど、今、バケーションでしばらくお休みよ」
でっすって。


はっは。
そりゃ、見つからんわ〜〜。


ってことがあってのカタコンベの入り口を目の前で閉められる事件。


よっぽどここには縁がないらしいです。




気を取り直して観光続き。





















どんなものかと、見に来ましたが、
わざわざ見る感じでもなかったです。

Karajan-Platz & Pferdeschwemme
冬の馬の水飲み場


























時間のない日本人の観光客さんにはお勧めしません。
























ここから、ゲトライデ通りが始まるので、
散策でもしようと、道に入ったら、
美味しそうなものを道端で食べてる2人組発見。


あっ!!!

ここ、Balkan Grill Walter バルカングリルじゃん!
修道院のパン買えなかったし、お昼ご飯これにしよー。




















ってことで、
12:40くらいから並び始めたのですが、
全く動かなくって、
13:00近くになってしまったんですよ。


えぇ〜、こんだけ並んで諦めるのかよー。
どーしよー。

どーしよー。

って悩んだ末。

私の5.6番目ぐらい前で、
買うのが次の番くらいに並んでいたお兄さんが、
犬を連れていたのですよ。

しかも家族連れっぽい。

これは・・

絶対地元の人だ。この人にしよ!!

と思い、話しかけたよね。



「あのぉ、時間がないんです。
一個買ってもらえませんか」と。

お兄さんのお母さんらしき方が、ちょい、にが笑いしながら
「いいわよ」
と返事してくれました〜。


やったー!!!!


「2番を一個お願いします!」と、

握りしめていた、5ユーロをわたしたら、
ちゃんとお釣りもくれたよ。

私、お釣りいらんかったのに。



























で、無事に13:00ちょうどにゲットしました〜。

しかも、先に私の分を頼んでくれたみたいで、
最初にわたしてくれた。

ありがと〜優しい地元の人!


んで、後ろに並んでいた方々にも
「サンキュー」とお辞儀をして、
食べながらゲトライデ通りを走り抜けました。


























モーツァルト・クーゲルンも買わないとーー!

集合場所から本店はちょっと離れちゃうし、
混んでるって話だったので、
大学広場から伸びる路地にある、
Café Konditorei Fürst へ一目散。

全く混んでいなかったので、即買えた。

モーツァルト・クーゲルンを自分用に2個だけw購入。






















トイレに寄りたかったけど、
時間が間に合わなそうだったので諦めました。

ってか、焦りすぎていたのか、
なぜか、トイレが見つからなかったのよ。

あれー、ここにあったはずなのに〜ってw


まぁ、この後、
バス移動の途中でトイレ休憩入れるって話は聞いていたので、
大丈夫だとは思っていたのですけどね。
























ってことで、ギリギリ集合時間に間に合いました。


左手にバルカングリルで買ったボスナを持ち、
右手にモーツァルト・クーゲルン(2個)を握りしめて、
はぁはぁ、言いながら集合場所についたので、
添乗員さんに笑われました。

はっはっ。


























モーツァルト・クーゲルン(2個)
本物は包み紙がブルーだよ。













ミラベル庭園近くの
Paris-Lodron-Straßeまで戻ってバスに乗って、
次はハルシュタットに向かいます。























チロルから旅するヨーロッパ3ヵ国 もくじ


2017年9月28日木曜日

素心伝心と運慶展

素心伝心と運慶展


シルクロード特別企画展 「素心伝心」 クローン文化財 失われた刻の再生





文化財は唯一無二の存在であり、その真正性は本来、複製が不可能です。その一方で、文化財の複製の歴史は古く、文化財の記憶をより広く長く継承したいという思いは、普遍的・根源的なものであるといえます。
東京藝術大学は、劣化が進行しつつある或いは永遠に失われてしまった文化財の本来の姿を現代に甦らせ、未来に継承していくための試みとして、文化財をクローンとして復元する特許技術を開発しました。本展では古代シルクロードの各地で花開いた文化を代表する遺産がクローン文化財として甦ります。
絹の道シルクロードは仏教の道でもあります。インドで生まれた仏教は、シルクロードを通ってギリシア・ローマ、イランなどの文化と融合し、グローバルな文化様式が育まれ、さらに中国において大きな変容を遂げ、東アジア仏教美術の古典様式が形成されました。シルクロード各地の文化財は、それぞれに関係性をもちながら多文化・多様性を体現しており、極めて今日的な意義を有しているといえましょう。
しかし、シルクロードの文化財は現在、様々な危機に面しています。2001年に爆破されたバーミヤン東大仏天井壁画、流出後に第二次大戦の戦火で失われたキジル石窟航海者窟壁画、保存のため一般公開が困難な敦煌莫高窟第57窟、模写作業中に焼損した法隆寺金堂壁画など、この度、再現する作品はいずれも唯一無二の歴史的・芸術的価値が認められながら、惜しくも失われていたり、実物を鑑賞することが難しい作品ばかりです。
クローン文化財の制作にあたっては、オリジナルの精細な画像データを取得し、三次元計測や科学分析を行って、空間・形状・素材・質感・色を忠実に再現します。また、クローン文化財に加えて、生涯にわたりシルクロードを歩き、撮り続けた並河万里の写真や、本展のために現地で撮影した映像、臨場感のある音など、五感でシルクロードの世界を体感いただけます。
本展終了後、クローン文化財の一部は、故国に「帰還」する予定です。シルクロード美術の伝統は残念ながら多くの地域で途絶えてしまいましたが、終着点の日本では幸運にも今日まで継承してくることができました。クローン文化財の「帰還」をとおして、シルクロード美術の道が円環を描き、新たに脈動することを願ってやみません。



前に芸大で見た、
東京藝術大学 アフガニスタン特別企画展
「素心 バーミヤン大仏天井壁画」 ~流出文化財とともに~ 


の進化バージョンかなーって感じで見に行ってきたんだけど、
まぁ、かなり進化したというか、
この時に見た、アフガニスタンの大仏天井画も展示があったんだけど、
ほんの一部って感じになっていて、
この数年で、クローン文化財ってのは
かなりの発展を見せているのだなと。






法隆寺釈迦三尊像の再現は、
本当に本物みたい。
素晴らしいです。

この再現の過程のVTRが流れているので、
20分ぐらいあるのですが、
これはちゃんと見たほうがいいです。

ちょっと混んでいると見づらい位置にあるんだけど。

























運慶展に移動。

特別展「運慶」公式サイト


会期2日目午後。

平日昼間とは思えないほどに混んでいました。






















入場制限とか、チケット購入の列とかはなかった。

展示のスペースも広くとっているし、
展示物自体も大きいのものが多いので、
「見られない!」
ってことはなかったものの、
やっぱりこの人出はすごいんじゃないかと。


会期後半じゃないと展示されない仏像も何体かあるので、
後半の方が人が多いのは予想されるところだけど、
今の時点でこの混み具合はすごい気がする。

2日目だから混んでるのかな。
二ヶ月しかないし、このままずっと混んでるかな。

























28番の、地蔵菩薩立像 神奈川・満願寺
の右腕に
一本スーッと腕の角度と▷三角形になる感じで
蜘蛛の巣がはっていたので、係りの人に伝えてきた。

一回見終えてから確認にもう一度戻っても、
まだ蜘蛛の巣がついたままだったから、
明日はちゃんと採れているといいんだけど。



私的には、運慶すげーんだけど、
父の康慶の作品の方が好きだなーと思ってしまいました。

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